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Ring Jacket MTO
今回の紹介は、初めてRing Jacketでオーダーしたスーツについてです。
初めてオーダースーツをすると、ネイビーやチャーコールのスーツにする人が多いと思いますが、私は初めて買ったRing Jacketの既製品のソラーロスーツと同じように、今回も普通の買う順番にしませんでした。
個人的に言うと、みなさんはグリーン系のテーラードウエアを見逃したことが特にあるかなと思います。非常に綺麗なので、見逃してしまうことは本当に残念だと思います。
私の場合は、グリーン系のガーメントがとてもスキントーンにあっていることを他の人から何回も聞いたことあるので、夏のために注文する1着目のオーダースーツは、オリーブグリーンのような色にしました。
このスーツを選んだ生地は、「Holland & Sherry」が作った「Classic Mohairs」という生地のバンチブックから「Olive Contrast」という生地です。
85%のSuper 100’sと15%モヘヤで230グラムです。
この平織の生地は、緯糸と縦糸のオリブグリーンとダークグリーンかブラック絲でまとめ上げて、ダークとライトグリンの色味が見えて、非常に綺麗な生地となっています。
勿論夏のための生地なのですが、「Fresco」のようなオープンな織ではないので、こんなにライトウエイトの生地が正解だと思いました。
Specs
- Holland & Sherry 
→ Classic Mohairs 2821021
- 85% Super 100’s / 15%モヘヤ 
- 230グラム 
- 平織 
- ジャケット No-269 - 半裏 
- 3つボタン段返り 
- ダブルステッチ 
- パッチポケット 
- ラペル:9,4センチ 
- 本切羽 
 
- トラウザーズ S-178 - ツープリーツ(アウト) 
- サイドアジャスター 
- 股上 27センチ 
- 裾上げダブル、6センチ 
 
ステッチについては、このスーツにもダブルステッチが欲しくて、ラペルやフロントとパッチポケットでもダブルステッチにしました。
しかも、袖とフロントダーツでピックステッチがあり、非常に綺麗で調和になったと思います。
ただ一つだけ迷っていることについては、多分この生地の場合は、シングルラインのピックステッチがダブルより見た目的に正解だと思いますが、それを認めても、また注文するとして考えても、多分ダブルにします。シングルでもダブルでも、綺麗な結果になると思うので、最後には自分の好みで何が正解かが分かると思います。
 
          
          
        
      ジャケットについては、既製品と違うのは、中のヒップポケットもつけました。このフィーチャーがこのモデルのスタンダードフィーチャーではなくても、こういうポケットは結構使っているので欲しかったです。 夏のためなので、半裏 (背抜き)で、グレーっぽい裏地にしました。こういう背抜きの場合は裏地があまりなくても生地と裏地が少しコントラストが良いと思います。
 
          
          
        
      トラウザーズの場合は、オーダースーツなのですが、特に既製品と違うオプションにしなかったです。それでも、一つの好みが非常に必要でした。それはパンツのライズです。 このパンツのライズに大体1,5インチに長くするを頼みました。 それ以外は、既製品のS-178のトラウザーズと全て同じです。 ウエストの方は、サイドアジャスターがあり、長いウエストファスナーです。 他には、スタンダードと同じようなアウトプリーツのツープリーツです。 最後に、勿論いつものような6センチのダブルにしました。
 
          
          
        
      ソフトショルダー
 
          
          
        
      本切羽
Fabric
生地について、実は、結論はまだなかなか決められません。誤解しないでください。
このスーツについてはものすごく綺麗で、1%も満足をしていない部分はありません。
この生地は、ライトな生地で、それなのに、ちゃんとシェープを保って、丈夫な素材です。
しかも、着るとクールな感じです。
なかなか生地についての結論の決定が出来ないということは、二つ理由があります。
一つ目は、元々モヘヤの鮮やかな見た目は特に好きではなく、慣れるのが必要です。なんとか認知的不協和ですよね。このスーツを見ると、絶対にエレガントで綺麗なスーツです。しかもたいていモヘヤは鮮やかな見た目ですがこの生地にそんなにないです。それでも、ちょっとなかなか慣れないという気分が残っています。
二つ目の理由は、テクスチャーがある生地の方が好きな人です。秋冬のフラネルや、春夏のハイツイストなどが結構好きです。
しかも、このモヘヤの生地とハイツイストの生地について、日本の夏には、生地のウェイトを問わず、オープン織が必要不可欠です。やっぱり通気性が良い生地が正解です。
それでも、このウールとモヘヤの生地を着ると、自分の死刑判決になるのは絶対にないです。
必ず、暑い日でも絶対に着れます。ただ、FrescoやCrispaireのような通気性が良い生地ではないので、その二つ生地より暑くなりそうです。
何と言っても、この「なかなか決定出来ない」ということは、オーダースーツなら、この一着のスーツしか手に入れた状態の限りがあると思います。ハイツイストの生地があるスーツがまもなく届くので、日によるとオプションが増えると安心が出来るようになって、このスーツの生地の話を忘れることができます。
最後に客観的に、妥当な結論を作るとすれば、この生地は素敵で、織り合わさった色味が非常に綺麗です。
 
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
      Conclusion
まず、私はリングヂャケットが作っている既製品のスーツのこのジャケットと、トラウザーズのモデルがあるスーツが非常に好きです。ただずっと前から一つだけ思うことは、トラウザーズのライズはもう少し長いなら完璧という意見でした。
この好みは、リングヂャケットの既製品のスーツを購入したくないということでは絶対にありません。好きな生地や色があれば、既製品のスーツでも勿論満足です。
それでも、代わりに、本当にリングヂャケットのオーダースーツにしたいという理由は、生地を自分で選べること以外、この一つパンツのライズという好みがあるからという理由です。
この理由で、本当にこのスーツのシルエットや、ディテールや、パンツのライズでも、全てについては、初めて「このスーツは完璧で100%満足」という言葉を本気に言えます。
生地以外について、このスーツは他にすればよかったという点はないです。これからも、それは変わらないでしょう。本当に満足です。最後に、ただまた伝えたいですが、スーツのセレクションが増えれば増えるほど、このスーツの生地もだんだんピッタリになると思います。
 
              
             
              
             
            